ビタミンDサプリは、がん死亡率を12%低減させた。

ビタミンDサプリは、がん死亡率を10%も低減する。という研究結果があるので共有する。

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ビタミンDサプリメントと総がん罹患率および死亡率に関する研究(メタ分析)

2019年のハーバード大学らの研究では この研究では、ビタミンD補給が癌の発生率および死亡率に与える影響を調査した。

対象としたのは、ランダム化比較試験(RCT)であり、ビタミンDの投与が行われた群とプラセボ群の比較を行った。

分析に含まれた試験は10件であり、合計で6537例の癌患者が対象となった。

これらの試験のフォローアップ期間は3〜10年であった。

(信頼度:A)

研究の結果

総癌発生率:

  • ビタミンD補給は総癌の発生率に有意な影響を与えなかった。

総癌死亡率:

  • ビタミンD補給は総癌の死亡率を有意に減少させた。
  • 特に、毎日のビタミンD投与が有効であった。

研究の結果、ビタミンD補給は総癌の発生率を有意に減少させることはなかったが、総癌の死亡率を12%減少させることが示された。

特に、肺癌の死亡率が大幅に減少することが確認された。

しかし、すべてのビタミンが同様の効果を持つわけではなく、ビタミンの種類や摂取量、対象集団によって結果が異なる。

アクションプラン

ビタミンD補給が癌の死亡率を減少させる可能性が示されたが、すべての癌に対して効果があるわけではない。

ビタミンDを適切に摂取するためには、日々の食事で不足しがちな栄養素を補うことが重要である。(もちろん日光を浴びることも忘れずに)

医師や栄養士に相談し、個々の健康状態や必要に応じた適切なビタミンD摂取量を見極めたほうがいいかもしれない。

特に、癌リスクが高い人や健康維持を目指す人は、定期的な血液検査を行い、ビタミンDレベルを確認することが重要である。

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この記事を書いた人

1992年生まれ。ウェルネス特化の映像/Web制作会社のOurTime株式会社代表取締役。社会人として働き始めてから、ストレスと不規則な生活により皮膚疾患である「乾癬」を発症する。そこから、健康について真剣に考えるようになり、「男性のビジネスマン」に対してウェルネスに関する知識を発信するwellnessformenを運営中。

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